上手に使い分けよう！インターネット広告とポスティング広告

どんな広告手法が有効なのか？これは広告担当者の人なら誰もが頭を悩ませる問題です。
その中で重要なのは、それぞれの広告の特徴・メリット・デメリットをよく知ること。

広告の手法には、大きく分けて「プッシュ型広告」と「プル型広告」の2種類があります。
これらの広告の手法には異なる特徴があり、それぞれにメリットやデメリットがあるものです。
まずは、プッシュ型広告とプル型広告の違いなどについてご紹介します。

プッシュ型広告とは

プッシュ型広告とは、その名の通り、押し出すタイプの広告です。広告主から積極的に消費者に対して発信する広告で、ポスティングやテレビコマーシャルなどが該当します。
プッシュ型広告は、テレビコマーシャルが象徴するように、消費者の興味の有無に関わらず、積極的に広告を押し出すのが特徴です。
不特定多数に情報を発信することができるなどのメリットがある一方で、興味のない人にも発信されてしまいますので、場合によっては思ったような効果が得られない、いわゆるムダ撃ちになってしまう可能性があるというのがデメリットになります。
プッシュ型広告に分類される広告には、主に以下のようなものがあります。

・ポスティング広告
・テレビコマーシャル
・バナー広告
・動画広告
・RSS広告
・電話営業
・メール広告
・SNS広告
など

不特定多数に情報発信できるため、商品やサービスの認知、大型セールなどの告知、たくさんの集客を期待するのであれば、プッシュ型広告が向いているといえます。

プル型広告とは

プル型広告は、プッシュ型広告とは反対に、特定の消費者に向けて情報を発信するタイプの広告になります。
例えば、グーグルやヤフーで何かを検索したときに、検索結果の中に「広告」というラベルがついたリンクが出てくるのを見たことがあると思いますが、それがプル型広告です。

何かを検索をしたということは、その人はその「何か」に興味を持っていることになります。
そのように、サービスや商品に一定の興味を持っている人に対し、情報を発信することができるのが、プル型広告の特徴です。
興味を持っている人に対して情報発信できるので、より効率的に広告を打つことができ、ムダ撃ちが減るというのがメリットですが、不特定多数に情報を発信しないので、サービスや商品をより多くの人に周知させることができないというのがデメリットになります。
プル型広告に分類される広告には、主に以下のようなものがあります。

・リターゲティング広告
・リスティング広告
・サーチワード広告
など

ネット時代だからこそのポスティングの強み

プッシュ型広告、プル型広告にも共通しているのが、現在インターネット広告が主流になっているとことです。
老若男女問わず、多くの方がスマホやパソコンを使っている現代社会において、インターネットの広告はテレビコマーシャルに匹敵するほどの告知力を持っていると言われています。
そのような時代にポスティング広告をするのは、「時代遅れ」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、ポスティング広告にはネット広告にはないメリットがありますので、決して侮ることはできません。
ポスティング広告は、ネット広告と違い、特定のエリア、特定の住宅形態（マンション・戸建てなど）などのターゲットを絞った告知をすることが可能です。特にエリアに関しては、「お店の半径1キロ以内」などお店の商圏に合わせた細かな設定が可能です。
またアナログな方法で投函されるチラシは、デジタル化された現代社会では逆に新鮮に感じられるという点から、より消費者に注目されやすくなることも期待できます。ポスティングするチラシで、まずはサービスの概要を知ってもらって「詳細はWEBへ」といった誘導も可能です。

ネット時代だからこそのポスティングの強み