2020-10-14

内容によってチラシの色を使い分けよう!色の持つ効果とは

チラシ作りでは、デザインや内容以外に「色使い」も重要です。色の使い方を工夫することで“目を引くチラシ”が作れるうえ、自社のサービスや商品をより効果的にアピールすることもできます。じチラシでも、色使いが変われば印象が大きく変わります。

チラシは“色”で印象が変わる! 色ごとの特徴は?

同じチラシでも、色使いが変われば印象が大きく変わります。
それぞれの色が与える印象をみてみましょう。

赤は情熱的で活発なイメージを与えるほか、「注意喚起」「赤字」などの印象が強い色です。また、トマトやいちごなどの食品を想起させる色でもあるため、食欲が増す効果もあります。

オレンジ

赤と黄色の中間色であるオレンジは、親しみやすさや明るさ、元気さを象徴する色です。家族や家庭を思い起こさせる色でもあります。

黄色

元気でフレッシュな印象を与える黄色は、若々しさ・活発さのある色です。視認性が高く、明るい印象を与えます。

緑をチラシに使用すると、癒し・安らぎ・穏やかさ、ナチュラル……といった印象を与えることができます。緑を黄色で薄めた黄緑になると、若々しくフレッシュな印象に。

青は清潔で落ち着いている印象を与える色です。特に、色が濃くなっていくほど落ち着きや誠実さを感じる印象になります。そのほか、さわやかさ、夏らしさをイメージしやすい仕上がりにもなります。

黒は高級感やクールさ、モダンさを演出できる色です。他の色と組み合わせることでそれぞれの色を引き立てられる効果もあります。

白には清潔で純粋なイメージがあります。無彩色のため他の色にもなじみやすいのが特徴で、デザイン次第では高級感を出すこともできる万能色です。

ピンク

ピンクは優しさや幸せ・美しさ・かわいらしさを象徴する色です。チラシに使用することで優しく親しみやすい雰囲気になります。

業種別にみるチラシを効果的にするオススメの色

業種ごとにチラシに取り入れるべき色が異なります。それぞれの業種がどのように色が向いているのか、順にみていきましょう。

食に関する飲食店やスーパー

食べ物を扱う飲食店や、食材を売るスーパーマーケットのチラシには、赤やオレンジといった暖色系のカラーがおすすめです。赤色は食欲を増進させる効果があるとされており、チラシを見る人に「食べてみたい」と思ってもらいやすくなります。
また、赤や黄色の暖色系カラーはセールチラシによく使用されます。感謝祭や特売、周年記念サービスなどのチラシに使うことで、安さやお得さを目立たせることができるでしょう。

誠実さが求められる金融系や法人向けサービスのチラシ

金融系・保険のチラシや法人向けサービスには青や緑といった青系の色がおすすめです。青には落ち着きや誠実といったイメージがあるため、チラシに青を取り入れることで見る人から信頼感を得やすくなります。

誠実さをよりアピールするなら、濃いめの青がよいでしょう。さわやかさを出したい場合は、水色などの明るいトーンを使うと効果的です。

高級感がある美容院やエステサロン、フィットネスジム

高級感を出したい美容院やエステサロン、フィットネスジムなどは、黒や白、ピンクを使ったチラシがおすすめです。ベースカラーに黒や白(や薄いピンク)を使用し、アクセントカラーとしてほかの色を使うとよいでしょう。

ピンクは女性向けの美容サービスや化粧品などに使われることが多いですが、ピンクの濃さによっては下品になりやすいので気を付けましょう。

色の効果でチラシの宣伝効果をアップさせよう!

チラシを見てもらえるかどうかは一目見たときの印象で決まることが多いものです。自社の商品やサービスに合う色を組み合わせれば、より深く魅力を伝えられます。チラシ作りの際には、色使いにもこだわってみましょう。

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