タワーマンション密集エリアの行政区別新聞購読率を調査
かつて新聞折込チラシと言えば、地域のほとんどの家庭に告知が出来る広告手法でした。しかし近年はインターネットの登場による情報取得方法の多様化などを要因として「新聞離れ」が進み、特に都心エリアやマンション密集地に関しては新聞を購読していない人がかなり増えています。
その中でも特に購読率が低いのが「タワーマンション」と呼ばれるような高層マンションです。マンション単位での新聞購読率を調査することはできないため、今回はタワーマンションが多く建っている代表的な行政区をいくつかピックアップして調べてみました。
※タワーマンションの新聞購読率が低い理由については、以下の記事にて詳しく紹介しています。【タワーマンションに新聞折込チラシが届きにくい3つの理由とは?】http://waigaya.jp/magazine/101
今回ピックアップしたのは以下のエリアです。
【東京都】
港区(六本木・麻布・白金・芝浦・港南など)
中央区(勝どき・晴海・佃・月島など)
江東区(豊洲・東雲・有明など)
品川区(大崎・五反田・北品川など)
【神奈川県】
横浜市西区(みなとみらい・高島など)
川崎市中原区(武蔵小杉)
それでは結果を見てみましょう。
最も低いのは「品川区」。大手3紙の購読率が25%
今回は調査したのは大手一般紙と言われる読売新聞・朝日新聞・毎日新聞の世帯購読率です。
ちなみに1都3県全体では「41.8%」という数値ですが、今回調べたエリアのうち半分が30%以下という結果でした。中でも品川区は25%と全体の1/4しか大手一般紙を購読していません。
また30%を超えている中央区・横浜市西区・川崎市中原区に関しても1都3県全体と比較すると10ポイント近くも購読率は低く、全体の1/3しか購読していないということになります。
ちなみに今回ピックアップしたエリアの平均購読率は「28%」。10人中7人には新聞折込チラシが届いていないようです。
タワーマンションに限定すると購読率はさらに低い?
今回はあくまで「タワーマンションが多く建っている代表的な行政区」の購読率を調べましたが、タワーマンション世帯に限定すると購読率はさらに低くなる傾向にあります。
理由としては以下の2つが考えられます。
1、 タワーマンションには「ファミリー層=新聞離れが進んでいる層」が多く住んでいる
シニア層が多いほど新聞購読率は高い傾向になりますが、
逆にタワーマンションには30~40代の住民が多いため、周りの地域と比べてさらに購読率が低くなります。
2、 各行政区ごとの「新聞部数」には事業所(オフィス)の購読部数も含まれている
オフィスで読まれている部数を差し引くと、世帯に対する新聞購読率はさらに低くなります。
あくまで余談ですが、タワーマンションエリアの新聞販売店のスタッフさん聞いた話によると「新築のタワーマンションで入居時から新聞を購読するのは20%くらい。」とのことでした。ちなみにタワーマンションの場合、50階に住んでいても部屋のドアまで新聞を届けてくれます。それでも新聞を購読しないのですね…。
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