
東雲・有明は、東京ベイエリアの中でもタワーマンションが集中する人気の住宅エリアです。ファミリー層や共働き世帯が多く、チラシ配布による集客効果が期待されることから、ポスティング施策を検討する企業も少なくありません。
その中で、「タワーマンションにも配布できる方法」としてよく挙げられるのが、日本郵便のタウンプラスです。しかし実際に調査してみると、東雲・有明ではタウンプラスで配布できるマンションは限られているのが現実です。
まずは、このエリアの特徴と配布ポテンシャルから整理していきます。
エリア特性から見る東雲・有明の特徴
東雲・有明エリアは、湾岸部の中でもタワーマンションの供給が進んだエリアであり、戸数ベースで見ると非常に大きな配布ポテンシャルを持っています。 ただし、同じ湾岸エリアでも、東雲と有明では街の性格や居住者の傾向、さらには開発の進み方に違いがありますので見ていきましょう。
東雲エリアの特徴

東雲は、2000年代〜2010年代前半にかけて住宅開発が進んだエリアで、住宅地として計画的に整備されてきました。現在はファミリー層や共働き世帯が多く暮らす「生活志向の強い街」として成熟しています。
プラウドタワー東雲キャナルコートやビーコンタワーレジデンスのように、数百戸規模の分譲タワーマンションのほか、UR都市機構の賃貸住宅も複数立地し、安定した居住コミュニティが形成されています。
交通面では、バスによる門前仲町・東京駅・豊洲駅方面へのアクセスが多く、東京メトロ有楽町線を活用すれば、有楽町・銀座方面へのアクセスがしやすいことも特徴です。
また、東雲は他の湾岸エリアに比べても遊興色のなさが際立つ落ち着いた住宅エリアといえ、教育、習い事、住宅関連、生活サービスなど、日常生活に密着した商材との相性が良いエリアとなっています。
有明エリアの特徴

一方、有明エリアは2010年代後半以降に開発が本格化した比較的新しいエリアで、現在も街づくりが進んでいます。住宅に加え、商業施設やイベント施設が集まる複合型の都市として発展しているのが特徴です。
ブリリア有明シティタワーやシティタワーズ東京ベイといった大規模マンションが立地し、戸数ベースでも大きな居住ボリュームを持っています。
有明は、2020年開業の有明ガーデンを中心とした目的地型の消費スタイルで、住宅だけでなく商業施設やイベント施設が集まる複合型のエリアであり、生活導線の中に自然と消費機会が多い点が特徴です。
豊洲やお台場へのアクセスも多く、りんかい線やゆりかもめを利用し、渋谷・新宿といった副都心を結ぶ方面への移動も可能です。
さらに、築浅マンションが多く新規流入人口の比率が高いことから、従来型のサービスに加え、子育て、教育、美容医療、パーソナルジム、不動産、保険といった比較的単価の高いサービスや新しいライフスタイル提案との親和性が高いエリアと考えられます。
東雲・有明はどちらも配布効率の高い魅力のエリアだが…

これまで述べてきたように、東雲・有明は、どちらも戸数ベースでは効率よくリーチできるエリアでありながら、ターゲットの性質や適した商材、開発フェーズ、そしてアクセス特性に違いがあります。
しかし実際には、これらのタワーマンションの多くが厳格なセキュリティや管理体制を採用しており、外部からのチラシ投函が制限されているケースも少なくありません。 つまり、戸数ベースで見れば非常に魅力的な市場である一方で、「配布効率は高いが、実行難易度も高い」という特徴を持つエリアなのです。
タウンプラスとは?タワーマンション配布で検討される理由

そこで、一般的なポスティングでは難しいタワーマンションへのアプローチ手段として検討されることが多いサービスに「タウンプラス」を思い浮かべる方もいるでしょう。
タウンプラスは、日本郵便が提供する宛名不要のダイレクトメールサービスで、指定した地域内の全世帯・事業所に対して広告物を配布できます。
最低配布部数は500通からで、町丁目単位で細かくエリア指定ができるため、商圏に合わせた配布設計が可能です。
そんなタウンプラスのメリット・デメリットも見てみましょう。
タウンプラスのメリット
・顧客リスト不要でエリア指定だけで配布可能
・郵便局員による配達で信頼性が高い
・全国対応で大規模配布にも向いている
タウンプラスのデメリット
・A4で1通あたり36円〜とコストが高め
・書類提出や封書形式など事前準備が煩雑
・全戸配布のため事業所にも投函される
より詳しいタウンプラスのメリット・デメリットはこちらの記事に記載されています。
【関連記事】豊洲のタワーマンションにチラシは配布できる?タウンプラスで広告が届く物件とは
東雲・有明でタウンプラスが使いづらい理由
実際に調査すると、東雲・有明エリアではタウンプラスで配布できるタワーマンションは限られています。
主な理由は、
・管理組合・管理会社による投函制限
・セキュリティの高さ
・マンションごとの個別ルール
です。 また、配布可否の情報は公開されておらず、管轄郵便局への個別確認が必要になるため、調査にも手間がかかります。
東雲・有明は配りたいのに配れないエリア?!

東雲・有明は、戸数ベースで見れば非常に魅力的なターゲットエリアです。
しかし実際には、配布制限や管理体制により、思ったようにチラシを届けられないケースが多いのが実情です。
そのため、タウンプラスだけに依存するのではなく、
配布可否の確認とあわせて複数のアプローチ手法を前提に戦略を組むことが重要になります。
では、タウンプラスで配布できるマンションとできないマンションはどこなのか。
また、配布できないタワーマンションにはどのようにアプローチすべきか。
次に、実際の配布可否をマップで整理しながら解説していきます。
東雲・有明エリアには多くの集合住宅がありますが、代表的なタワーマンションは下記の通りです。
【東雲エリア】
・クレヴィア豊洲
・ブランズ東雲
・パークタワー東雲
・Wコンフォートタワーズ
・アップルタワー東京キャナルコート
・キャナルファーストタワー
・ビーコンタワーレジデンス
・プラウドタワー東雲キャナルコート
【有明エリア】
・シティタワー有明
・ガレリアグランデ
・オリゾンマーレ
・ブリリアマーレ有明
・ブリリア有明スカイタワー
・ブリリア有明シティタワー
・ブリリアタワー有明ミッドクロス
東雲・有明全部で15棟ありますが、それぞれのマンションがタウンプラスで配布可能かどうか調べて以下の図にまとめました。

※郵便局資料による/2025年12月弊社調べ
この15棟の中で、タウンプラスで配布できるマンションは下記の2棟のみでした。
・クレヴィア豊洲
・ブリリアタワー有明ミッドクロス
※2025年12月の調査時点の情報となりますので今後内容が変わる場合があります。
ちなみに、「タワーマンションチラシお届けサービス」ではMAPに挙げられたマンションに配布することが可能です。
タウンプラスもタワーマンションチラシお届けサービスもそれぞれの特徴は一長一短となります。特徴は下記の記事の比較表をご覧ください。
【関連記事】タワーマンション・高級マンションにチラシを届ける方法(4社)の比較表(「豊洲住民の世帯年収は?年齢・属性リサーチでタワーマンションポスティングをもっと効果的に!」の記事内)
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