川崎市中原区は言わずと知れたタワーマンション開発による人口増加エリア。現在世帯数100を超えるタワーマンションは計画を含めると15棟以上。タワーマンションがなかった頃に比べ、世帯数は5,000を超え、武蔵小杉の街は賑わいを呈しています。
まだまだ勢いを止めない武蔵小杉のマンション開発ですが、今回はそんな小杉界隈の開発計画に伴う新築タワーマンションの世帯数や竣工時期の情報などをご紹介していきます。近隣エリアでお店や事業をされている方に今後の自社サービス戦略やポスティング展開などの参考にしていただけたらと思います。
武蔵小杉界隈で予定されているマンションプロジェクト

これまで、東横線駅周辺、グランツリー周辺、横須賀線新駅周辺、北口周辺、直近では府中街道の法政通り入口付近の「ドレッセタワー武蔵小杉(160戸)」などさまざまなエリアが再開発されてきましたが、現在注目されている再開発プロジェクトは大きく2つ。
①日本医科大学武蔵小杉キャンパス跡地再開発計画
②武蔵小杉北口地区(ホテル・ザ・エルシイ跡地・NEC小杉ビル跡地周辺)
また、上記ほど大規模ではありませんが今井エリアでも社宅跡地エリアなども新築マンションが建設される予定で、聖マリアンナ医科大跡地も開発の兆しがあります。ではそれぞれ見ていきましょう。
【日本医科大学跡地】ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ 1,438戸
〇所在地:神奈川県川崎市中原区小杉町1丁目390番1の一部(地番)
〇サウス:50階建て 719戸 ノース:50階建て 719戸
〇間取り:1LDK~4LDK
〇予定販売価格:未定
〇竣工:サウス:2027年9月下旬に ノース:2028年5月中旬予定
〇入居予定:2028年2月中旬
日本医科大学武蔵小杉病院跡地に建設される、武蔵小杉最大級のタワープロジェクトである「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」。マンションの総開発面積20,000㎡超の場所に、サウス棟・ノース棟ともに各719戸、50階建てのタワーマンションが建設されています。
外観のデザインは、日本を代表する建築家である「隈研吾氏」が監修。マンション内の低層階には高齢者向けの住宅や、地域密着型のスーパー・スポーツジム・保育所・クリニックなどが入る予定です。
さらに、広大な敷地内には約1,200㎡の芝生広場や、草花・水辺の生き物が生息するエコロジカルガーデンなど、3つのガーデンが配置されるそうです。
【ホテル・ザ・エルシィ、NEC小杉ビル跡地】(仮称)小杉町一丁目計画 約500戸
〇所在地:神奈川県中原区小杉町一丁目403番53ほか
〇43階建て 約500戸
〇間取り:未定
〇予定販売価格:未定
〇竣工:2029年10月31日
〇入居予定:未定
「ホテル・ザ・エルシィ跡地(現在は駐車場)」と「旧NEC小杉ビル」の敷地に建設される「(仮称)小杉町一丁目計画」。地上43階、地下2階、高さ約155mにも及ぶ総戸数約500戸の超高層タワーマンションを建設します。地上1階〜3階に商業施設が入り、地上4階〜43階が住居(専用部・共用部)になります。
また、武蔵小杉駅北口の「パークシティ武蔵小杉ザ・ガーデン」とエルシィ跡地をつなぐペデストリアンデッキの一部を整備し、パークシティ武蔵小杉 ザ・ガーデン タワーズ側のデッキとも接続される計画(予定)があります。近隣にはJR東日本に売却された小杉ビルディングがありますが、このプロジェクトに参加しているという情報は見つけられませんでした。
【今井西町社宅跡地】グランドメゾン武蔵小杉の杜 271戸
〇所在地:神奈川県川崎市中原区今井西町139番1(地番)
〇5階建て 271戸
〇間取り:2LDK + S ・ 3LDK・2LDK+S
〇予定販売価格:9,090万円 ・ 9,640万円・9,190万円
〇竣工:2025年6月下旬
〇入居予定:2026年2月上旬
NECの社宅跡地に建設される「グランドメゾン武蔵小杉の杜」。積水ハウスが手掛ける分譲マンションで、広々とした敷地内に5階建の3棟、全271邸のマンションプロジェクトです。
「落ち着いた環境の中でゆったりと、リラックスしながら子育てができるマンション」をコンセプトに、200以上の植栽が並び、四季折々の表情を楽しめる杜のような中庭(四季彩の杜)が設置されます。 閑静な立地にあるファミリー向けマンションで、タワーマンション世帯とはまた違い、静かで落ち着きのある暮らしを求める層が注目していそうです。
【今井南町社宅跡地】ローレルコート武蔵小杉 ザ・レジデンス 75戸
〇所在地:神奈川県川崎市中原区今井南町562番1(地番)
〇6階建て 75戸
〇間取り:2LDK〜4LDK
〇予定販売価格:未定
〇竣工:2025年10月下旬
〇入居予定:2025年11月下旬
民間企業の社宅跡地に建設される低層マンション「ローレルコート武蔵小杉 ザ・レジデンス」。東急線「武蔵小杉駅」より徒歩7分、閑静な住宅街の立地。「東住吉小学校」「今井中学校」「法政大学第二中・高等学校」なども徒歩圏内にあり、4LDKなどの間取りも展開しているため、子育て世代に人気が出そうなマンションです。
【聖マリアンナ医科大東横病院跡地】未定の計画
聖マリアンナ医科大学東横病院は2024年の3月に閉院となり、跡地活用が注目されています。現在は東急株式会社と明和地所株式会社に所有権が移転し、両社の管理地となっています。立地条件の良さもや、クリオマンションシリーズの明和地所が所有しているということから、集合住宅と商業施設を併設しそうにも考えられますが、現時点ではまだ発表がないため、今後の動向に注目したいと思います。
3年後には武蔵小杉界隈の世帯数はこれだけ増える

2028年2月中旬までには、3つのマンションが完成し、1,784世帯が増えることが予想されます。
また、その数年後には約500戸の超高層タワーマンションも完成することから、今後も武蔵小杉には人口が増えていくのは間違いないでしょう。
特に、日本医科大学跡地のザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズに関しては新たに高齢者向けの住宅や、地域密着型のスーパー・スポーツジム・保育所・クリニックなども予定されているほか、ホテル・ザ・エルシイ跡地・NEC小杉ビル跡地周辺はおそらく新たな商業施設や事業サービスも展開されることが予想されます。人口が増えて町が活性化することは事業やサービスの需要が増えて喜ばしいことではありますが、競合するサービスも増えるということでもあります。
そのため、今のうちからしっかりお店の認知と顧客の地盤を作っておくことが大切です。
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