2020-07-28

ポスティングの効果を上げるには配布エリアにこだわろう!

ポスティングの効果を上げるためには、配布エリアにこだわることが大切です。今回はチラシ配布エリア選定のポイントをご紹介します。宣伝をより効果的におこなえるよう、しっかりとポイントを押さえておきましょう。

ポスティング効果アップには、配布エリアの選び方が大事

ポスティングをおこなう際は、配布エリアの選定次第で効果が大きく変わります。たとえ多くのチラシをポスティング配布したとしても、商品やサービスが配布エリアに住む人たちにマッチしていなければ、来店・利用につなげるのは難しいでしょう。
つまりいきなり配布するのではなく、自店のサービスにマッチする配布エリアの「特定」から始めるのが大切だといえます。事前準備をおこなうことで配布後の反応率も高くなるうえ、ポスティングにかかるコスト削減にもつながります。

配布エリア選定のポイントとは?

配布エリアを選定する際は、どのようなことを調べればよいのでしょうか? ここでは選定時に見ておきたいポイントをご紹介します。

人口、世帯数、住んでいる人の年齢層

人口や世帯数はチラシ配布数を決めるときの参考になります。ただし人口・世帯数が多いからといって大量に配布するのは、あまり効率が良いとはいえません。
その理由は、ポスティングチラシへの反応率が「住んでいる人の年齢層」でも大きく変わるからです。 仮にミドル~年配の方向けの内容のチラシを単身者や若い家族の世帯に配布したとしても、思ったような効果は得られないでしょう。

このような“チラシと配布先のミスマッチ”を避けるには、事前のアンケート調査や、配布エリアをよく知る人への聞き取りなどをすることが大切です。また、広い範囲(県ごとなど)の人口や世帯数は、住宅土地統計調査や国勢調査の推計値結果から知ることができます。こうした情報をもとに配布エリアを絞り込んでいきましょう。

商品・サービスの商圏範囲

ポスティングをする際は、自店からの商圏範囲を把握しておくことが重要です。

・どこに住んでいる人が利用しているか
・交通手段は何か、また移動にかかった時間や距離はどのぐらいか
・どんなもの(商品、サービス)を求めて来店するのか


これら3つの要素をリサーチし、配布エリアを明確にしていきましょう。

店舗の立地、業種による特性

自分の店舗がどこにあるかによっても、効果的な配布エリアは異なります。 例えば店舗が住宅街や商店街にある場合は、徒歩圏内に住む人の利用が多いでしょう。ロードサイドであれば遠くに住んでいる人も配布対象になりますし、駅前であれば最寄り駅の沿線エリアへの配布が効果的です。

ただしこれは大まかなものであり、実際に配布する際は自店の「業種」も考慮すべきです。自店の業種がスポーツジムや塾、幼児教室などの「定期的に通う場所」であれば、利用者も近隣エリアに住んでいる人が中心になるでしょう。このような業種の場合は、自店周辺に配布するのがもっとも効果的です。

反対に、離れた場所から来店する可能性が高いのが、輸入車販売やジュエリー販売などの“富裕層向けの業種”です。この場合は配布範囲を広げ、富裕層が住むタワーマンション、高級住宅街エリアなどに配布すると宣伝効果が高くなります。

配布エリアにこだわって、ポスティング効果を上げよう

チラシの内容がいくら良いものだったとしても、届ける相手にマッチしていなければ、思ったような効果は得られません。
ポスティングをおこなう際にはしっかりと調査をおこない、“自店を利用する可能性が高い人”が住むエリアを選ぶことを心掛けましょう。

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