横浜市の代表的なタワーマンションエリア みなとみらい
ランドマークタワーやクイーンズスクエアなど大型商業施設が建ち並ぶ「みなとみらい」は、横浜市でも随一の大型タワーマンションが密集するエリア。2004年に横浜と元町・中華街を結ぶ「みなとみらい線」が開通してからは、マンションのブランド価値もさらに高まり、数年前に売り出された新規マンションは販売開始直後に問合せが殺到するなど人気の住宅地となっています。
それではそんな「みなとみらい」のタワーマンションに住む人たちの世帯年収を調べてみましょう。
6棟の大型マンションがある「みなとみらい4丁目」
※上記「みなとみらい」のデータは、タワーマンションが密集する「みなとみらい4丁目」のデータを参照しています。
※「首都圏」のデータは東京・神奈川・千葉・埼玉のデータを参照しています。
※平成22年国勢調査町丁・字等別集計(総務省統計局、平成22年10月1日調査)
平成25年住宅・土地統計調査都道府県編(総務省統計局、平成25年10月1日調査)などを基に集計
以前の記事でもお伝えした通り、世帯年収調査は「町丁目別」にしか調べることが出来ないため、今回は同じ町丁目内にタワーマンションが密集している「みなとみらい4丁目」をピックアップしています。
ちなみにこの町丁目には
・M.M.TOWERS FORESIS(2棟合計:1,206戸)
・M.M.TOWERS (3棟合計:862戸)
・みなとみらいミッドスクエア ザ・タワーレジデンス(総戸数:650戸)
と合計6棟 約3,000戸のタワーマンション世帯があり、町丁目内の世帯の大半がタワーマンションとなっています。
それでは、グラフを見て見ましょう。首都圏平均と比較したときに目につくのは下記の2つです。
1、500万円未満の世帯が少ない
みなとみらいに関しては500万円以下の世帯の合計数が「42.3%」と半数以下なのに対して、首都圏平均は「54.6%」と10ポイント以上も多くなっています。特に違いが大きいのは「300万円以下」の数値で、みなとみらいではこのゾーンは2割以下しかありません。
2、700万円以上の世帯が多い
「500~700万円」のゾーンにはそれほど違いはありませんが、700万円以上の合計値を比較すると首都圏平均が「26.9%」に対して、みなとみらいでは「38.6%」と1.5倍ほどの違いが見られます。つまりみなとみらいでは約4割の世帯が700万円以上のゾーンに当てはまるというわけです。
ちなみにみなとみらいエリアに住んでいる人の年齢属性として特徴的なのは「40代・50代の多さ」。一般的に若い単身世帯が多いエリアほど世帯年収は低くなる傾向がありますが、みなとみらいでの「40代・50代の多さ」も世帯年収を押し上げる要因の一つになっていると思われます。
※みなとみらいエリアの年齢属性はこちらの記事にて詳しく紹介しています。「タワーマンションに住んでいるのはどんな人たち?【みなとみらい編】」http://waigaya.jp/magazine/65
みなとみらいと似ている東京のタワーマンションエリアは?
最後におまけ的な情報をひとつ。
本ブログでは、今まで様々なタワーマンションエリアの世帯年収を調べてきましたが、今回みなとみらいを調べてみて、驚くほど世帯年収分布が似ているエリアがあることに気が付きました。それが東京都江東区の「豊洲」です。
上のグラフをご覧いただけば分かる通り、各ゾーンの割合まで非常によく似ています。ちなみに2エリアとも東京と横浜を代表するベイサイドの人気エリア。豊洲にはららぽーと、みなとみらいにはランドマークタワーと、賑わいがある商業施設があるところも似ていますね。
ただし住民の年齢属性に関しては「40代・50代が多いみなとみらい」に対して、豊洲に多いのは「30代・40代」。「豊洲が少し歳を取った街」がみなとみらいと言えるかもしれませんね。
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